インターンシッププログラム
エイジ・ダイバーシティ~多様な世代が共に学び合う組織風土を目指して~
株式会社クオリアでは、DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)推進の一環として、エイジダイバーシティを重視し、国内外からインターン生を不定期に受け入れています。この取り組みを通じて、多様な文化や視点を取り入れることで、より豊かな共創の場を目指しています。
2024年度実績
2024年7月から1カ月間に受け入れたインターン生は、アメリカ合衆国出身の大学3年生、Richard 和良 Ferris(リチャード・かずよし・フェリス)さんです。今回はフェリスさんが中心となり、DEI推進の実践者の方々へインタビューを実施しました。
- 第1回目:人材育成で日本と海外をつなぐ。さらなるDEIの実現に向けた取り組み
竹内祐輔様(一般財団法人海外産業人材育成協会) - 第2回目:日本の企業を変える。多様な活動で培った強みを活かし、誰もが働きやすい環境に
篠田厚志様(株式会社fanfare 代表取締役) - 第3回目:学び続ける意志がもたらすものとは?学ぶ機会を提供し、未来のリーダーを育成する
山中 俊之様(国際公共政策博士) - 第4回目:「社会を変える」熱い思い。多様な人が共存する社会へ
渡辺 郁様(株式会社アンサーノックス代表取締役) - 第5回目:男女共同参画社会の実現をめざす。ジェンダーの視点から見るDE&I
岸上 真巳様(クレオ大阪子育て館 館長) - 第6回目:日本の企業をよりよい方向へと導く DE&Iの専門家として切り開く新たな道
塚原 月子様(株式会社カレイディスト)
担当者からのメッセージ
今回のインタビュー連続企画を通じて、「他者から学ぶ」ことの重要性を改めて実感しました。当社にとっても、また私自身が受入れ担当として、多くの場面で学びの機会に恵まれたことは、大きな財産です。
インターンシップに参加してくださったフェリスさんとの日々の業務を通じて、「相手を理解しようとする対話のプロセス」の重要性を強く感じました。フェリスさんは日本語が堪能で、日常会話に支障はありませんでしたが、業務の依頼や細かなニュアンスの伝達には苦労することもありました。それでも、お互いが異なる経験や価値観をもち、見ている景色が違うことを意識しながら丁寧に対話を重ねることで、歩み寄ることができたと感じています。また、彼を通して見る日本も非常に興味深く、ハッとさせられることも多々ありました。
インタビューにご協力いただいた皆様からは、お互いを尊重し、学び合う姿勢を持ち続けることの大切さを教えていただきました。それぞれの方が異なる道を歩みながら、ご自身の専門分野で社会に変革をもたらし続けている姿は大変印象的です。インタビューの場では、フェリスさんの質問に丁寧にお答えいただくだけでなく、彼の考えや経験にも興味を持ってくださり、自然と「学び合う空間」が生まれていたように感じます。お互いを尊重し、「自分と相手は違う」という意識を持つことは、時として思わぬアイデアや気づきが創造されること、ひいては多様性が生む力を目の当たりにした次第です。
最後に、インタビューにご協力いただいた皆様に、この場を借りて心より感謝申し上げます。
インタビューでは、文化や国籍、ジェンダーの壁を越えた協働の重要性や、今まで歩んできたキャリア、今後の展望が語られています。クオリアの目指す姿でもある「多様性を社会の力に」の実現に向け挑戦をつづける方々の足跡と現在地を、ぜひお読みください。ご感想やフィードバックをいただけると幸いです。