WEConnect International DAY参加レポート
クオリアの荒金です。
2024年私が先日参加した「WEConnect International DAY」についてお話ししたいと思います。このイベントは、年に一度、世界中の認定女性経営者やコーポレートメンバーが一堂に会する特別な場です。今年は2024年3月18日に、アメリカのコロラド州デンバーで開催されました。
WEConnect International とは?DAYイベントでは何する?
WEConnect Internationalは、女性が経営する企業(Women-Owned Businesses)と大手企業や政府機関をつなぐグローバルネットワークです。2009年に設立され、女性経営者が市場アクセスの機会を得るための支援を行っています。WEConnect Internationalは、世界中の認定女性経営者(WBE)をサポートし、企業の多様性とインクルージョンを推進するために、トレーニング、ビジネスマッチング、ネットワーキングイベントを提供しています。
WEConnect International DAYは、WEConnect国際本部の主催により、毎年アメリカ国内の都市で開催されます。今年の大会には、29か国から200名以上の女性経営者(WBE企業)とバイヤー企業が集結しました。今回は日本からの参加者が過去最多の11名となり、WBE企業43社のうちクオリアを含む10社が参加しました。
WBE企業とは?
国際認証「WBE(Women 's Business Enterprise)認証」をうけた企業。WBE認証は、女性が少なくとも51%以上の株を所有し、1人または複数の女性によって経営が行われている中小企業に対して認定。勉強会や意見交換会を開いて事業成長を支援し、国際認証を発行したうえで大企業とのマッチングなどを行っている。現在、世界45拠点・112か国で約1万社を超える女性企業家が事業登録し、活動に賛同する大手のメンバー企業は126社にのぼる(2021年8月1日現在)
イベントでは世界の優秀なWBE10名がファイナリストとしてスピーチで競い最優秀者を決めるのですが、今年は日本人として初めて㈱IBSジャパンの望月綾子さんが選出され素晴らしいスピーチを披露してくれました。
大会の内容
大会では、パネルディスカッションやプレゼンテーション、企業とのマッチングなど、さまざまなプログラムが用意されています。特に印象に残ったのは、企業とのマッチングの場で直接バイヤー企業と話ができたことです。すぐに受注に至るわけではありませんが、世界を代表する企業の考えを知り、短いプレゼンテーション(ピッチ)の重要性を学び、他国のWBEの積極的な姿勢に圧倒されるなど、刺激的な機会となりました。
WBENCナショナルカンファレンスとどう違う?
この「WEConnect International DAY」は、Women’s Business Enterprise National Council (WBENC)のナショナルカンファレンスの前日に設定されています。
WBENCは、1997年に設立された女性が経営するビジネスを認証する組織であり、そのナショナルカンファレンスは全米最大の大会で、WBE展示会や企業とのマッチングミーティング、プレゼンテーションなどが3日間にわたって開催されます。
英語ができないけど行く!体験が未来の経験知へ
英語への苦手意識がある私ですが、こうした国際的な大会に参加することの魅力は非常に大きく、どんなに多忙でもできるだけ参加しようと心がけています。
言葉の壁を越えて参加することで、得られる経験は計り知れません。特に、世界中から同じ志を持つ女性たちが集まる「場」に身を置くことで、世界のリアルを肌で感じることができました。見るだけ、きくだけでは得られない貴重な出会いや体験からは格別。
今回も、多くの刺激を受けるとともに、直接バイヤー企業と話すことができたのは本当に素晴らしい機会でした。唯一の反省点としては、企業向けの短いプレゼン資料や話す内容をしっかり準備してこなかったことが挙げられます。外国人の女性たちがどん欲にアピールする姿を見て、どんな場であれ機会を逃さず、しっかりと存在感を示すことの重要性を改めて感じました。
「英語が話せないから」と躊躇される方も、少しでも興味があるなら、こうした国際的なイベントに参加してみてください。きっと、貴重な体験と出会いが待っていますよ。