ゲームで考えるアンコンシャス・バイアスのない職場づくり研修
対話から、“自ら”でアンコンシャスバイアスに気づく
アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)はすべての人にあります。しかし、それがその人にとっての当然の感覚となっており、今までの経験や価値観から生まれたものであるからこそ、自分一人で気づくことは容易でありません。
特に経営者・管理職層のアンコンシャス・バイアスは成功体験に基づく場合も多く、部下から指摘もされにくく、温存され組織に対して悪影響を及ぼすケースがあります。しかし、誰もが「あなたはアンコンシャス・バイアスを持っている!」と他人から決めつけられたり、外部から指摘されたりすることは気持ちのいいものではありません。本人自らが納得していなければ、アンコンシャス・バイアス研修に対してやらされ感が残るだけで、その効果を期待できません。
クロスロード・ダイバーシティゲームを用いたアンコンシャス・バイアス研修は、メンバー間の対話を通じて、受講者自身が組織内にある多様性に目を向けて、自らのアンコンシャス・バイアスに気づくプロセスを創発する対話型研修です。
クロスロード・ダイバーシティゲームは、設問に関して立場を表明し、自分の意見を述べることからはじまります(詳しくはこちらをご覧ください)。各問はダイバーシティ推進の第一人者が制作した良質な質問で、自然と社内の多様性に気づくことができます。すべての参加者に発言の機会がありますので、役職や立場に縛られず、心理的安全性がある環境での対話ができます。
研修内容
相互理解や相互共感が生まれるカードゲームを用いたワークショップ型研修です。2時間半から3時間半の短時間で、ゲーム体験+アンコンシャス・バイアスに関する基礎知識のインプットが行えます。「これからアンコンシャス・バイアス研修を始めたい」企業や「座学でアンコンシャス・バイアスについて研修は行っているが社内浸透がいまいち」という課題を抱える企業様に特にご好評いただいています。
特徴
- ゲーム体験+アンコンシャス・バイアスに関するインプットを組み入れた研修です。
- ゲーム性をもつことで、メンバーの心理的安全性を担保しながら深い対話が生まれます。
- アンコンシャス・バイアスの学習に抵抗感がある場合でも、「誰にでもアンコンシャス・バイアスはある」ということをゲームを通して体験することで、座学のインプットにもスムーズに移行できます。
- 内閣府のアンコンシャス・バイアス調査監修者が開発に関わりました。
- 少数意見にも価値がある/立場に関わらず、ひとり1人が発言する機会があることで、ダイバーシティ推進に必要なコミュニケーションスキルが身に付きます。
研修後に期待できる効果
- 自分や他者の言動にあるアンコンシャス・バイアスに気づける
- アンコンシャス・バイアスに対処するヒントを得られる
- ダイバーシティ推進の基本的知識を得る
- 職場にザッソウシュンギク(雑談・相談・旬を聴く)の対話が生まれる
- メンバーがもつ多様性や価値観について共感が生まれ、相互理解の職場風土が醸成される
研修概要
コース名 | ゲームで考えるアンコンシャス・バイアスのない職場づくり研修 |
目的 | ①ダイバシティ・エクイティ&インクルージョン(以下、DEI)を知識として理解することに留まらず、ゲームを通じて積極的に対話を行う ②DEI推進に必要な力を伸ばし、組織の風土を醸成する ③自分や他社にあるアンコンシャス・バイアスに気づき、他者への共感や相互理解を深める |
研修の内容 | 多様性を組織の力にするために DEI推進と心理的安全性 対話を創発する「クロスノート・ダイバーシティゲーム」 クロスノートの特徴と進め方を知る 体験!クロスノート・ダイバーシティゲーム アンコンシャス・バイアスとは アンコンシャス・バイアスに対処するためにできること 振り返り |
対象者 | 全社員、管理職、プロジェクトメンバー |
受講人数目安 | 【対面研修】20~150人 【オンライン研修】20~150人 【ハイブリット研修】20~150人 *必要に応じて、研修効果を最大化するため、複数回実施や、サブファシリテーターおよびテクニカルファシリテーターの臨席をご提案する場合がございます。 |
研修期間やスケジュール | 1時間半(90分)、半日、1日、複数日程など、お客様の希望スケジュールによって、研修の内容をカスタマイズし、柔軟に対応いたします。 |
場所 | 全国対応可 オンライン/ハイブリット研修の場合は、お客様の希望ツールに準拠いたします(Zoom、Teams等) *但し、オンラインサポートを弊社で実施する場合はZoomのみ承ります。 |
受講者への要件 | 事前・事後課題の有無はお客様の希望により設定いたします。 |
対応できる研修形式 | 対面/オンライン/ハイブリット |
研修詳細
録画 | 可(別途料金を申し受ける場合があります) |
受講料や関連費用 | 人数や期間、登壇講師によって異なります。お見積りをお出しいたしますので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。 |
企業文化や個別課題への対応 | 貴社特有のニーズに沿った、プログラムを提案いたします。 |
サポートやフォローアッププログラムの有無 | オンラインでの円滑な運営をサポートするテクニカルファシリテーターや、大人数/高難度の研修をサポートするためのサブ講師の手配など、目的や予算、スケジュールに合わせて、その他サポートやフォローアッププログラムの提供(別途見積もり)をいたします。 |
教材の有無 | 投影資料をすべて配布提供可 研修内容に沿ったワークブックも別途料金で制作いたします。 |
導入事例
研修名
業界 | 金融業界 |
人数 | 20名 |
形式 | オンライン |
目的 | ①自らのアンコンシャス・バイアスに気づく ②社内にある多様性に気づく |
時間 | 2時間 |
業界 | 製造業 |
人数 | 100人 |
形式 | 対面 |
目的 | ①社内に多様性があることを体感する ②アンコンシャス・バイアスへの対応としてコミュニケーションスキルが必要なことを理解する ③心理的安全性の高い職場づくりの機運を高める |
時間 | 3時間 |
業界 | 情報・通信業 |
人数 | 50人 |
形式 | オンライン |
目的 | ①部署内のコミュニケーションを改善する ②多様なメンバーが自ら発言できる組織風土を作る |
時間 | 2時間30分 |
業界 | 行政機関 |
人数 | 25人 |
形式 | 対面とオンラインを同時実施したインタラクティブ形式 |
目的 | ①ゲームを通じて積極的に対話を行い、ダイバーシティ推進に必要なコミュニケーション力を伸ばす ②自分と他者にあるアンコンシャス・バイアスに気づく ③他者への共感や相互理解を深める |
時間 | 3時間30分 |
研修を実施したお客様からの声
受講生の声
- 自分とは違う立場になることで、多様な立場の価値観に気づくことができた。他の参加者の意見を聞いて、自らのアンコンシャスバイアスに気づく場面もあった。
- 組織における多様性を考える上で、非常に勉強になった研修のひとつでした。自分自身や他の参加者の偏見について知る機会になりました。
- 担当業務により意見がわかれた問いがあり、面白かった。自分にはない意見を知ることができ、非常によい刺激になった。管理職以降は受講を必須としてほしい。
研修担当者からのフィードバック
受講生アンケートは普段の研修と比較して、非常に満足度が高かった。特に多様な意見・価値観があることを知れたという意見が多かった。
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