ゲームで体感するオピニオンダイバーシティ研修
多様性が増えた組織が抱えるコミュニケーションの課題
少子高齢化社会や女性の社会進出にともない、日本の組織で活躍するメンバーの属性は益々多様化しています。又、コロナ禍を経て、職場環境も大きく変わりました。以前は対面や出社が主流であった業界においても、テレワークや在宅勤務など多様な働き方が急速に浸透しました。
職場における属性や働き方、価値観の多様化/個別化が進む一方で、互いを理解するための対話の場は減少しています。ZoomやTeams、Slackなどのオンラインでのやり取りが増え、その代わりに対面での雑談・相談が組織から減りました。
そのため、「悩みをひとりで抱え込んでしまう」「気軽に相談できる人が職場にいない」「何を話していいか、わからない」「ある日突然、若手が相談なく辞める」など、職場におけるコミュニケーションの課題が深刻化しています。
違う意見もネガティブな意見も、気兼ねなく言いあえる組織へ
職場において、立場を問わず、多くのメンバーは「こんなことを言えば、無能だと思われるのではないか」「無知だと思われるのではないか」という不安を抱えています。そんな状況では、イノベーションの創発だけでなく、危機管理に関わる重要な情報共有も円滑にはいきません。
このような職場のコミュニケーション不全を解決するために、心理的安全性の重要性が注目されています。心理的安全性とは「みんなが気兼ねなく意見を述べることができ、自分らしくいられる文化」をさします。そのためには「周りと違う意見や否定的な意見を言っても、嫌な顔をされない/受け入れてもらえるだろう」という職場に対する信頼が必要です。
ゲームで体験!一歩踏み込む関係づくり
本プログラムは、相互理解や相互共感が生まれるカードゲームを用いた対話型研修です。ゲーム性のある(勝敗がある)内容で、答えを評価される不安や怖れを手放し、多様なメンバーが「自分の意見を言う」ことができます。又、他人の意見に耳を傾けることで、傾聴力が向上し、職場の多様性への理解が深まります。
それぞれが気兼ねなく自分の意見を話し受け入れられる/それぞれの話を互いに聴きあう経験を通して、心理的安全性を担保しながら、一歩ふみこむ職場の関係性づくりを目指せます。
研修内容
2時間半から3時間半の短時間で、ゲーム体験を通じてダイバーシティ推進に必要なコミュニケーションスキルが学べます。ダイバーシティ推進研修以外にも、「今までにないDEI推進イベントを行いたい」企業や、「聴きあう姿勢や相互理解の風土づくりを目指す」企業からも、ご好評いただいています。
特徴
- 深い対話が生まれるゲームを通して、ダイバーシティ推進に必要なコミュニケーションスキルを醸成します。
- 練られたゲームルールと問いによって、一歩踏み込んだ関係性づくりを促進します。
- 反対意見からも気づきや学びを得る研修を通じて、心理的安全性の高い場やそれを支える個人のコミュニケーションスキルについての学びを深めます。
- 立場を問わず、安全で安心、楽しい自己開示を体験できます。
- 互いに聴きあう/認め合う対話から、インクルージョンの実践を疑似体験できます。
研修後に期待できる効果
- 職場に違った人がいる(自組織内の多様性に気づく)ことを実感して、ダイバーシティ推進に必要な相互理解・尊重の姿勢が身に付きます
- ゲームの特性を活かして(少数意見にも価値がある、ひとり1人の発言する機会がある)ダイバーシティ推進に必要なコミュニケーションスキル、傾聴力が身に付きます。
- 職場内で、人と違った意見も気軽に話せる雰囲気を醸成します
- 職場にザッソウシュンギク(雑談・相談・旬を聴く)などの深い会話が生まれ、相談できる関係性を構築できます
- 話しやすい雰囲気ができることで、職場のコミュニケーションに関する問題を改善します
- コミュニケーションの実践トレーニングもプログラムに組み込み可能です。
研修概要
コース名 | ゲームで体感するオピニオンダイバーシティ研修 |
目的 | 多様性を組織の力とするために、ゲームを通じて、DEI推進の必要性と楽しさを広く学ぶ。 |
研修の内容 | 多様性を組織の力にするために 対話を創発するクロスロード・ダイバーシティゲーム よりよい関係をつくるスキルとアクション |
対象者 | 全社員 |
受講人数目安 | 【対面研修】20~150人 【オンライン研修】20~150人 【ハイブリット研修】20~150人 *必要に応じて、研修効果を最大化するため、複数回実施や、サブファシリテーターおよびテクニカルファシリテーターの臨席をご提案する場合がございます。 |
研修期間やスケジュール | 1時間半(90分)、半日、1日、複数日程など、お客様の希望スケジュールによって、研修の内容をカスタマイズし、柔軟に対応いたします。 |
場所 | 全国対応可 オンライン/ハイブリット研修の場合は、お客様の希望ツールに準拠いたします(Zoom、Teams等) *但し、オンラインサポートを弊社で実施する場合はZoomのみ承ります。 |
受講者への要件 | 事前・事後課題の有無はお客様の希望により設定いたします。 |
対応できる研修形式 | 対面/オンライン/ハイブリット |
研修詳細
録画 | 可(別途料金を申し受ける場合があります) |
受講料や関連費用 | 人数や期間、登壇講師によって異なります。お見積りをお出しいたしますので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。 |
企業文化や個別課題への対応 | 貴社特有のニーズに沿った、プログラムを提案いたします。 |
サポートやフォローアッププログラムの有無 | オンラインでの円滑な運営をサポートするテクニカルファシリテーターや、大人数/高難度の研修をサポートするためのサブ講師の手配など、目的や予算、スケジュールに合わせて、その他サポートやフォローアッププログラムの提供(別途見積もり)をいたします。 |
教材の有無 | 投影資料をすべて配布提供可 研修内容に沿ったワークブックも別途料金で制作いたします |
導入事例
研修名
実施人数 | 20名 |
実施背景 | SDGsイベントの一環として実施。ダイバーシティについて楽しく自分事として体験し、個々の違いを成果に活かすための視点を手に入れることを目的にする。 |
プログラム設計の狙い | ゲームを通じて、各自がもつアンコンシャス・バイアスに自ら気がつく機会をつくる。楽しい学びを通じて、DEI推進に対して主体的な実践を引き出す |
時間 | 3時間半/対面 |
研修を実施したお客様からの声
受講生の声
- 自分の意見は組織の平均的な考えだと思っていたが、違うことがよくわかった。研修をきっかけにコミュニケーションを意識して会話をしていきたい。
- 普段はテレワークが中心で、自分のグループ以外の方と話す機会が少ないので、久しぶりに様々な仕事内容、年齢の方と会話ができ、よかった。
- ゲームを通して、自分とは異なる意見や考えが自組織にあることを改めて実感できた。この研修を通して、自らも多様な考えや認知ができるようになりたいと実感できた。
- 管理職の方や年齢が上の人もいたが、ゲーム中は立場に関わらず、発言/聴きあうことができた。自分事に落とし込めるように、さらに対話を重ねてみるのもいい。職場メンバーとやってみたい。
- 早速、部署内で展開したい。一般職が管理職の立場の視点から物事を考える(その逆も)にも大変有効だと思った。
- 本研修は内容がわかりやすいので、全社員対象でもいい。
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