ダイバーシティ・ワークショップ
DEI推進のインパクトを現場に届けるワークショップ
DEI(ダイバシティ・エクイティ&インクルージョン)推進の浸透には、その意義を全社的に共有し浸透させるアプローチが不可欠で、その推進施策は一部だけを対象に行うものではありません。全社員に対する取り組みを行うことで関心が高まり、成果につながっていきます。
イントラネットの活用や社内報や情報誌、啓発誌の発行、座談会やイベント開催、eラーニングやオンラインを活用した啓発活動など、様々な媒体を活用した継続的な発信が重要となります。
しかし、情報発信のみの一方向的な啓発手法では、当事者意識の醸や積極的な行動を引き出すには至らないことがあります。
組織の中の「違い」を乗り越えるダイバーシティ・ワークショップ
DEI推進施策は、同時多発的かつ有機的なアプローチが効果的です。ダイバーシティ・ワークショップは、多様性がもつ可能性をいかす仕掛けが随所に散りばめられており、参加者の当事者意識を醸成します。
研修内容
ダイバーシティ推進の効果的な手法として、クオリアは創立当時から組織開発の手法に着目し、ダイバーシティ・ワークショップを実施しています。顧客のニーズ/対象に応じて、多様な手法を駆使し、成果のでるワークショップをデザインし提供します。
ダイバーシティ・ワークショップ手法(一部紹介)
ワールド・カフェ (World Café)
概要: 小グループの対話を通じてアイデアや知識の共有、集約を行う手法。参加者はカフェのような雰囲気の中で、異なるテーブルに移動しながら対話を深めます。
特徴: 異なる視点や意見が交換される。創造的でオープンな議論が促されます。
クロスノート ダイバーシティ編(クロスノート・ダイバーシティゲーム)
概要:組織の多様性をどのように理解し、活かしていくのかダイバーシティ&インクルージョンについて楽しみながら考える対話型カードゲームです。
特徴:参加者は、多様性がある中でおきる事例を、自らの問題として考え、「Yes」か「No」か自分の考えを示すとともに、参加者同士が意見交換を行います。
オープンスペーステクノロジー (Open Space Technology)
概要: 非常に自由度の高い会議形式で、参加者が自分たちの話題を自由に設定し、討議を進めます。
特徴: 柔軟性が高く、予測不可能なアウトカムが期待できる。大人数の参加者にも適応可能です。
フューチャーセッション (Future Session)
概要: 現在から将来に向けての計画やビジョンの策定を目的とし、長期的な視点で戦略を立てるワークショップです。
特徴: 将来のシナリオ構築に重点を置き、長期的な展望を促進します。
プロアクション・カフェ (Pro Action Café)
概要: フューチャーセッション等での気づきを活かし、次の一歩を明確にするときに利用する手法。個々のプロジェクトやアイデアに対して、集団の知恵を活用しアドバイスや洞察を提供します。
特徴: 参加者は自身のプロジェクトについて話し、他の参加者からフィードバックを受ける。協働とサポートを促進します。
質問会議
概要: 問題に関する質問とその応答のみでやり取りし、問題解決やアイデア生成を目指す手法です。
特徴: 問いかけにより思考を深め、新しい視点や解決策を引き出します。
シナリオ・プランニング
概要: 複数の未来シナリオを想定し、それぞれに対する戦略や対応策を考えるプランニング手法です。
特徴: 不確実性の高い環境下での意思決定を支援する。異なる将来像を検討し、柔軟な計画を立てます。
Standing in the Fire:
概要: 対立や緊張の高い状況下でのリーダーシップとコミュニケーションのスキルを鍛える手法です。
特徴: コンフリクトや困難な状況を乗り越えるための内面的な強さと対人スキルの向上に焦点を当てます。
今までも経営層向けの小規模ワークショップから1000人近い大規模フォーラム、学生と人事担当者、女性部下と上司、顧客や取引先を交えたイベントなど、目的に応じて効果的な学びの場や出会いの場を参加者とともに共創してきました。
全国のサテライト会場をつないだフォーラムや、オンラインのみでワークショップを行うイベント、リアルとオンラインをつなぐハイブリッドオンラインイベントなども、企画・運営の実績も豊富です。
特徴
- 対話型ダイバーシティ・ワークショップで参加者の当事者意識と行動を引き出します。
- プロファシリテーターが監修および提供します
- 多様な手法を用いたワークショップのプログラム設計/実施が可能です。
研修後に期待できる効果
- 参加者の当事者意識をかん養する
- ダイバーシティ推進にむけた社内機運・風土を醸成する
- 社内横断的なコミュニケーションが生まれ、相互理解が促進される
研修概要
コース名 | ダイバーシティ・ワークショップ |
目的 | 全社的にダイバーシティの意義を共有化し、浸透させるために、参加メンバーの当事者意識を醸成する。 |
研修の内容 | <手法> ①ワールド・カフェ ②フューチャーセッション ③クロスロード・ダイバーシティゲーム(クロスロード ダイバーシティ編) 複数の手法がございます。貴社のご希望をお伺いし、弊社からも最適な手法をいくつかご提案いたします。 |
対象者 | 全社員 |
受講人数目安 | 【対面研修】20~150人 【オンライン研修】20~150人 【ハイブリット研修】20~150人 *実施する手法によって、最大人数が大きく異なります。営業担当者にお気軽にご相談ください。 *必要に応じて、研修効果を最大化するため、複数回実施や、サブファシリテーターおよびテクニカルファシリテーターの臨席をご提案する場合がございます。 |
研修期間やスケジュール | 1時間半(90分)、半日、1日、複数日程など、お客様の希望スケジュールによって、研修の内容をカスタマイズし、柔軟に対応いたします。 |
場所 | 全国対応可 オンライン/ハイブリット研修の場合は、お客様の希望ツールに準拠いたします(Zoom、Teams等)*但し、オンラインサポートを弊社で実施する場合はZoomのみ承ります。 |
受講者への要件 | 事前・事後課題の有無はお客様の希望により設定いたします。 |
対応できる研修形式 | 対面/オンライン/ハイブリット |
研修詳細
録画 | 可(別途料金を申し受ける場合があります) |
受講料や関連費用 | 人数や期間、登壇講師によって異なります。お見積りをお出しいたしますので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。 |
企業文化や個別課題への対応 | 貴社特有のニーズに沿った、プログラムを提案いたします。 |
サポートやフォローアッププログラムの有無 | オンラインでの円滑な運営をサポートするテクニカルファシリテーターや、大人数/高難度の研修をサポートするためのサブ講師の手配など、目的や予算、スケジュールに合わせて、その他サポートやフォローアッププログラムの提供(別途見積もり)をいたします。 |
教材の有無 | 投影資料をすべて配布提供可 研修内容に沿ったワークブックも別途料金で制作いたします |
導入事例
業界 | 内容 |
---|---|
製薬 | 働き方改革をテーマとしたフューチャーセッション |
建設 | 経営者向けシナリオ・プランニング |
航空 | アンコンシャス・バイアスワークショップ(役者による寸劇活用) |
労働組合 | 東京・マレーシア・スイスをつないだハイブリッドオンラインワールドカフェ |
食品 | 質問会議(R)による女性リーダー育成ワークショップ |
Adviser / Associates ダイバーシティ・ワークショップの講師・コンサルタントのご紹介
ダイバーシティ・ワークショップの関連サービス
組織開発ワークショップで、職場の相互信頼(ビロンギング)と創造性を引き出します。対話によって、チームが直面する課題を乗り越える機会づくりを支援します。
DEIを企業文化の中核に。インクルーシブリーダーシップ研修で、管理職が自身のバイアスを乗り越え、リーダーのための意識改革とスキルアップを推進します。
ダイバーシティ&インクルージョンのジレンマをゲームで体感。対話の中から、互いの違いを価値あるものとして認識するきっかけを作ります。チームビルディングやD&Iイベントにも最適。
DEIを経営戦略に組み込む組織開発コンサルティング。貴社の推進段階にあわせたカスタマイズプランで、持続可能な組織変容を支援します。
多様性を組織の力に変えるD&I/DE&I研修。気づきと理解を育む双方向カリキュラムで、スキルとマインドセットを醸成し、DEI経営を推進します。
貴社のメンバーをインクルーシブリーダーへ育てるコンサルティング。組織における多様性と包括性の理解を深め、実践するリーダーシップのための具体的な手法を提供します。
女性活躍の土台作りを支援するコンサルティング。女性自身の心理的資本の開発と、管理職のスキルとマインドセットを通して、ジェンダー平等を目指すDEI推進を支援します。
無意識のバイアスやマイクロアグレッションを可視化し、相互信頼のある職場づくりを支援します。組織内の公平性をさらに推進し、バイアスを生まない文化を醸成するコンサルティング。
組織のダイバーシティを啓発する最初の一歩を伴走するコンサルティング。多様性の価値を認識し、組織に根付かせるための基本的なガイドラインづくりや施策展開を支援します。
多様性の価値とそこから生み出される成果を組織へ、そして社会へ広げるコンサルティング。貴社とそのステークホルダーとともに、ダイバーシティの終わりなき旅を歩み続けます。